スタートアップを含めて、あらゆる企業において大事なことの一つとして潰れないことがあります。発展することの最低限な必要条件としては生き延びるということがあります。
特にスタートアップは既存顧客どころか既存ビジネスというほどのものがまだ無い場合が多く、それを作り上げながら生き延びていっています。
顧客のニーズや顧客について仮定していたものが進めていく中で異なることが多く発生します。素早くそれに適用していく必要があります。このあたりの考え方については Steve Blankさんの”The Four Steps to the Epiphany“(邦題「アントレプレナーの教科書」) や、 Eric Riesさんの”The Lean Startup“で是非読んで頂くとして、問題はチームとしてどうやってこれにアプローチするか?チームマネージメントのことです。
Lean Startupに適したチームマネージメント
元々IBMにいた自分はProject Manager Professional Certificationも取得したことがあり、プロジェクト・マネージメントも予算規模3億円、グローバルチームや、金融業界ならではの信用リスクに関わるミッション・クリティカルなものも実施してきました。なのでプロジェクトマネージメントとは何ぞ?ということについては少しは理解しているつもりです。
しかし、今までやってきた、プラン、スコープ、スケジュール、コスト、品質、人的資源、コミュニケーション、リスク、外注を計画し、、、というようなことをやっていても、やっている傍からスコープが変わってしまうのです。